Monday, February 28, 2011

オリジナルTシャツを売る threadless

これもクラウドソーシングの形なのだろうけど、かなりファンキーだからサイトとしてかなりすきだな。

アマチュアというか、セミプロ、インディーズ、言い方はいろいろだけど、そういう人たちのアイデアを楽しむ事はすごく良い事だと思う。

http://www.threadless.com/

Tシャツをデザインして、それを売りに出すのだけど、
このサイトはその提示の仕方が個性をすごく発揮していて、面白い。



インディーズとか、これまで力を持てなかった人たちが、
ネットの力によって自分たちの発信の場所をもてることはとても楽しいなと思った。

Sunday, February 27, 2011

foursqureがなにげに700万人に到達している。 

foursquareがなにげに700万人を突破している。


foursquareって、GPSである場所にチェックインするという概念を初めて作ったサービスだ。



こういうのって

はじめて地動説を唱えたコペルニクスに似ている。

はじめてこういうやり方があるんだって気付かせてくれる事はとても重要なことだった。
そのあと地動説はガリレオに引き継がれて彼の方が圧倒的に有名になったのだろうけど、コペルニクス的な人がいないと何も思いつかなかった可能性が高い。

こういう人の行動自体を生み出すようなサービスが世界に貢献した事って計り知れないんだと思う。
このサービスが本当にマネタイズできて、ビジネスとしてうまく行くのかという事をヌキにすると、これはこれでかなり歴史的に重要なことをやってのけているのだと思う。



今は全くそういう自分はいらないと思うけど、
いつかはそういう事ができるようになりたいね〜。

Saturday, February 26, 2011

モバイルが発達する事でホームメディケーションの市場は必ず有ると思う。 drchrono

人間が一番大切にしている事は、
「自分の命」
であり、

それとの関係が非常に深い
・保険
・健康
・病気
などのマーケットは絶対にいつの時代も巨大なマーケットになる。

drchronoは病院向けのiPadアプリだけれど、



ホームメディケーションの市場は間違いなく有ると思っている。

だって健康に気を遣っている人はごまんといるし、そもそもお金を出しやすい(出しやすいいと言うよりは、お金を使っても交換する付加価値のある情報である)。


ルナルナは日本で大ヒットしてるけど、あれは海外でも絶対に通用する。
健康や病気に関しては、万国共通のニーズだから、非常に分かりやすい。

未来にはホームメディケーションがかなり広まっているだろうなと思う。

Friday, February 25, 2011

運送業の未来形 OpenMile

いやー未来って面白いかもw

運送業もここまでくると未来って感じがする。
openmile



運び屋と、出荷者がネット上でマッチングして荷物を運んでもらう。


このビジネスのボトルネックは、
良い運び屋がちゃんと見つかるか?
ということだけど。

ここに登録する人の数が増えるほど、
このサービスの提供価値が上がる、それこそ外部ネットワーク的なビジネスなので運営者の手腕が問われますな。

その代わり参入障壁ができてしまったらかなり強いけどね。

Thursday, February 24, 2011

AirBnBの快進撃は続く このヒットは結構予想できなかったかも。

余っている部屋をかしてあげるというコンセプトのAirBnBは
「シェアビジネス」の中でもかなり異質ながら、相当のヒットを飛ばしている。

「シェア」の中でいいなと思ったのは、
・各種ソーシャルレンディング

単価が高いし、ニーズも明らか。
単価が高いことはマネタイズの一つの条件をクリアしている。

しかしどれもスタートがかなり大変そうなビジネスばっかり。



それにしても
確かにホテルよりも、良い家ってあるよね。






これって結局
不動産の新しいやりかた。

だってこれで本当に人が泊まってくれて家賃を払ってくれるのであれば、
自分もちょっと高い家に住んで、1日誰かを泊まらせれば、十分に良い家に住めるってことでしょ。

擬似的に家賃を一部負担してもらうことによって、自分が良い家に住めるんだから、これほど良い事はないよね。
何とも新しい生き方が生まれているものだ。




MacBook Proでた!!!  

いつの間にか出てたし!!!
MacBook Proほしい!

そもそもMacBook Proはコンシューマ向けのノートPCの中でも相当スペックが高いけど、今回はさらに2倍近く高速になってお値段据え置きとさ。。。

やべー。





なんかサンダーボルトって言うI/O技術がすごいらしいね。

Appleの実はデザインだけじゃない「本物へのこだわり」には感服です。





それにしてもこの日本語訳、、、、ださい。。
「もしもしをMacで」って。なにそれ。






48億円調達したシンプルな共有サイトは企業向け Box.net

この手のサービスはDropboxとか有るけど、これは使いやすさにこだわった感じ。
これだけの金額を調達しているのはかなり優秀なエンジニアの力が有るように思う。




似たようなサービスがあるときに、自分たちの色を出すのは難しい。
特にDropBoxというサービスが有名な中でほぼほぼ真正面のサービスを出すのは相当なエンジニア力を持っていて、自信があるんだろう。

うむ。。いいですな。

Monday, February 14, 2011

マイナスに働く事はあっても、少なくともプラスになる事はないだろう。

モバゲーがロゴを変えるとさ。






正直、こんなの全然ダメ。


なぜなら、「これまでのモバゲーが連想できないデザインだから」

グローバル化するのでカタカナは読めないから、英語にするのは構わないと思う。


でもなんでこんなにデザインを変えるの?


DeNAが「ロゴと一緒に気持ちを新たにしたい!」などと言ってもユーザには全く知らんこっちゃ。


モバゲーが何年も何年もかかって人の脳みそのなかに作ってきたイメージを、自ら混乱させるなんて全く意味のない事。

時間はデザインでは変えられないのだよ。


このデザインを人々の脳みそに定着させるために、モバゲーはこれから大量の広告費を使うことになる。もったいないな〜。


そんなお金があるなら違う事に使えばいいのになあ。

解決策は簡単で、
「今のモバゲーを連想させるデザインにすればいい」
南場さんは、なんでこんな事を許すのだろう。。。


ホットペッパーを捨てて、FOOMOOという訳の分かんないブランドを作り、ホットペッパーに戻ったリクルートを思い出す。。。







Sunday, February 13, 2011

なんだか当たり前だけど、ユーザが多いということ。

事業を考える上で、
「マーケティング(注:ここでは、広告や、口コミ、その方法は問わず、とにかく利用ユーザを増やす事)」
はすごく重要だと思う。

これは当たり前の事ながら、自分の中でうまく説明できない事だった。

というのは、
「ビジネスとしてただユーザ数を増やさなければマネタイズできないということを言っているのではない」
からである。

「1人あたりの単価が100円だったとして、それが10000人集まれば1,000,000円ダヨネ、だったら運用できるよね」ということではない。

極端な話、

「1,000,000人のユーザがいたときには一人当たり1,000円のビジネスが、
1人のユーザしかいない場合、一人当たり0円の付加価値しかなくなるという事が、実はほとんどだ」
という事だ。

特にBtoCのサービスを考えるに当たってそのことが顕著に現れる。
ただし、ネットワーク外部性が働く、SNSのようなものだけ「ではない」という事も注意しておきたい。

これを例えるなら、
「サッカーは本当に11人対11人の合計22人いれば楽しめるモノか?」
ということに近いと思う。

「世界にサッカーというスポーツ人口が本当に22人しかいなかったとして、
その22人は本当に楽しいのか?」

と言う事である。



結論、その人たちはサッカーをやめると思う。



なぜなら、サッカーが楽しいのは、22人集まって「そのスポーツが "できるから" 」ではないと思うからだ。


本質的にそのスポーツが面白いと思うかは、そのゲームが持っているゲーム性のポテンシャル以上に、「多くの人がやっているのか」「おもしろいと思われているか」という事実に基づくと思うからである。


これは、テレビゲームでも一緒だろう。
僕が子供のころに夢中になった「ストリートファイター2」というカプコンの名作ゲームがある。これが面白い理由が、本質的にその「ゲーム性」に有るとすれば、まさにいま「ストリートファイター2」をやっても面白いだろう(ただし、自分は年はとっていない7歳のままだとする)。


さあ、面白いだろうか?


人間が本当に面白いと思う事は、「社会的に面白いと思われていること」だと思う。
社会心理学的には「社会的承認」という。社会的にそれが認められているとき、はじめてそうだと思う。

「いや、自分はそうじゃない」という人もいると思う。
僕もそうだ。例えば誰がなんと言おうと自分が面白いと思う映画は絶対に面白いし、それは他の人の影響を受けない。

でもそういう人は、その分野の「イノベーター」「アーリーアダプター」になれるだけの素養を持っているだけであって、「マジョリティ」ではない。

人間の判断というのは非常に他者依存だし、だからこそ人間は調和を保って集団で生きていけるのだと思う。個々の要素の意見が同化しない組織体があったとしてもそれは成り立たないだけの話。


だから、思うのは、
「集客をする」
というのは「十分にビジネスモデルの範疇だ」ということだ。
それはユーザにとっての価値と等価である。

「他の人も使っているという安心感がある状態にしてあげること」
は既存のユーザに対する非常にベーシックな最低限のサービスである。


あらためて、そういう目線でビジネスを考えねばと思う。

Friday, February 11, 2011

社内Facebookは成功なるか? asana

Facebookがもともとは大学から始まった事はもう言うまでもないことだろう。
Facebookの成功の要因が大学という密なネットワークからスタートしている。
そういう意味で「会社」というネットワークをそもそも持っている組織体からスタートするFacebookがあってもいいかもしれない。

Facebookの共同創立者のDustin Moskovitzが中心となってはじめているasanaというプロジェクトはまさにそのような所をターゲットとしたサービスになりそうだ。



Asana Open House from Jerry Phillips on Vimeo.

社内のネットワークをFacebookのようなスピード溢れるストリーム、アクティビティにしてしまおういう試みはyammerも行っている。

Linkedinは「プロフィール」と「社外の人間関係」をコンセプトにしている分、ポジショニングは異なることになるだろう。

個人的にはすごく興味のある分野だし、成功してほしいなと思う。

気になる点を上げておくとこんな感じかな。

・メールよりも本当に便利になるのか?一元化できるのか?スイッチングコストは?
メールは本当に革命的なツールだったと思う。そして現在も我々はその恩恵を余すところなく享受している。アナログな世界とは別の次元にまさに転換したツールだ。
そして社内でのやり取りも多くの会社が社内でのメールのやり取りを通じて行っているのではないだろうか?
外部とのメッセージをやり取りするのと全く同じ感覚で使えるメールは非常に便利だ。

さてそれをアクティビティにすることによってどの程度価値が生まれるだろう?
実際に流すものは一体どのような内容になるだろう?

一元化できないのも弱みではある。外部とのやり取りはメールで、内部とのやり取りはasanaで、、、、ということを人間がするのかどうかも、その商品の付加価値には寄るものの、直感的には「?」という感じ。
もちろん、twitterをやっている社会人も多いし、その意味ではメール以外のツールを使う事もするようになるかもしれない。また、例えば「最もスピーディな」営業の連絡網ツールだというポジショニングを築く事ができればまたそれも違うかもしれない。



・集客をどのようにさせるのか?
Facebookなどは初期は大学のみという縛りも有りちょっと違ったのかもしれないが、基本的に口コミが社外に勝手に広がって、、、というのはちょっと考えにくい。
会社に営業をかけるのか、どうするのか、、、ちょっとあまり予想をしにくい。
今回の場合は作った人がFacebookでも有名になったDustin Moskovitzがやっている事を考えれば、その点の広告効果や、信頼度は他のサイトよりは有利だと思う。

この記事の最後にかいているのだが、
http://jp.techcrunch.com/archives/20110207finally-facebook-co-founder-opens-the-curtain-on-two-year-old-asana/

『MoskovitzとRosensteinは「この点〔ユーザーが職場にいる間、常時ログインして利用していること〕が達成できなければAsanaは失敗だ」とはっきりと述べた。』

ということで、その急ぎ良さには感服。
すばらしい考え方だと思います。

Monday, February 7, 2011

電力の家計簿 Earth Aid

家庭の光熱費は月額費の中でも結構な固定費として実は出て行っていたりする。
毎月数千円がどのように使われているのかは個人的にも結構気になっていたりする。

Earth Aidはそういう月にかかっている光熱費(電力なのかな?)を調べてレポートしてくれるらしい。



「get reward」と書いているので、光熱費の削減ができた場合には何らかの報酬がもらえる仕組なのかも。

すごくいいサービスだと思う。逆にこれを実行するのはいったいどうやっているのだろうか?
ユーザ目線からいうと、

・使い方が簡単である事
とてもじゃないけど、自分で毎月光熱費を打ち込むというサービスは成り立たない。
住所を登録するだけで自動的に光熱費が出てくれないといけない。

・機能に不備がない事
間違った値を出す、アバウトな値を出すなどはもってのほか。
正確な値でちゃんと答えてくれる必要がある。

・レポートに付加価値がある
ただ単に光熱費を教えてくれるのであれば、これまでの領収書と変わらない。
そこにこれまでになかった付加価値を提供してくれる必要がある。
同じような家では平均的にどのくらい使われているのか比べる事ができたり、
時間帯によってどのように電力が消費されているのかという事をレポートしてくれて、
それによってどうすれば節約する事ができるのかということをちゃんと把握できるなど。




こういうのはビジネスとしてはどうやっているのか結構不思議なのだけれど、参入障壁が高いので、結構おいしいのかもしれない。

家庭だけではなくて、コスト意識がより高くなる、中小企業など法人のニーズもそれなりに高いのではないだろうか?
光熱費の固定費が自社のキャッシュを圧迫ししているという事はあまり聞かないけど、
もしかすると業態によっては非常にそれを意識しているかもしれない。
(水や電気をすごく使いそうな業態であれば、例えば、、、飲食店とか???)

Thursday, February 3, 2011

これってかなり衝撃。。。 

↓という記事をみた。
GoogleはPathを$100M+αで買収しようとして断られた
http://jp.techcrunch.com/archives/20110202google-tried-to-buy-path-for-100-million-path-said-no/

$100Mは日本円にするとおおよそ、100億円!!!


Pathは前回紹介した事がある
自分の周りの人だけに写真で状況を伝えるサービスだ。


Path - Nervous at Home from Path on Vimeo.

100億円という額も驚きだけれど、
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Pathはまだ小さなサイトで、昨日同社はユーザ数はわずかに”数十万”だと言った。フレンド数がたった50名の、しかもプライベートなモバイルネットワークなので、ヴァイラルな拡大が難しい。でも、アクティブユーザの20%が、毎日使っているそうだ。
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ということでこのアクティブ率の高さも驚く。
クローズドなソーシャルネットワークに一定のニーズがあると言う事だろう。

そもそも、
Facebookは実は映画を見た人は分かるかもしれないが、比較的クローズドな関係性をモデルにしたサービスだ。

TwitterはそこがFacebookとは異なる。

Pathもクローズドな関係性を意識している。

オープンなネットワークとクローズとなネットワークはこれからその形を変えていく可能性を秘めている。
後者の方がよりリアルな人間関係に近いが、現代はオープンなネットワークの方が多いように感じる。広い意味で言えばCGM的なサービスはオープンなネットワークともいえる。

問題点はバイラルを自ら狭める可能性があるという事だが、
逆に現代のようにインフラが整った状態であればそれなりにユーザもつきやすいのかもしれない。

いずれにしてもちょっと注目だ。。。

Tuesday, February 1, 2011

なぜチェックインするのか? 

なぜチェックインをするのか。
結構勉強になった。
なかなか言葉にできないけど確かにそうだと言う感覚はある。

チェックインと言ってもいろいろあるので、
まずは「ロケーションのチェックイン」


(1)偶然性、運命
セレンディピティという難しい言葉。

(2)ゲーム性

(3)自分の日記として

(4)体験の共有

(5)お買い得、お得


次はこちら「コンテンツにチェックインする」

(1)共有する、発見する喜び

(2)ゲーム性

(3)自己表現

(4)セカンドスクリーン体験
コンテンツの二次的な楽しみ方。共有とか、裏情報などと同じ。



最後「ブランドにチェックインする事」 

(1)お買い得になる

(2)ゲーム性

(3)自己表現

(4)(ポイントカードと言った古いものから解消された)シンプルライフ