Saturday, January 15, 2011

映画"ソーシャルネットワーク" 感想

昨日から公開された映画「ソーシャルネットワーク」を見てきました。
簡単に感想をば。


映画はfacebookのCEOマーク・ザッカーバーグが友人やハーバードの学生から訴訟を受けているということを話の軸として進んでいきます。

その中でどのようにfacebookが作られ広がっていったのかという事が描かれていました。
話としては、facebookが100万人のユーザを獲得するところで終わるので(厳密に言うと、訴訟はもっと後の話だとは思いますが)まだまだ初期のfacebookを題材にしています。

あくまで映画なので、話としてウケのいい部分だけを抽出しているので「ビジネスな映画」ではありません。その要素はありますが、あくまで周辺。
描かれているのは、下のような部分でしょうか。


・マーク・ザッカーバーグのギーク(オタク)っぷり
・大学生が自分たちの作った巨大なビジネスに翻弄される
・友人に訴訟を起こされる
・美味しいビジネスに近寄ってくる大人たち

こう書くとちょっと印象が悪いかもしれませんが、全然、悲観的な話には見えませんでした。

普通に映画を見ると、面白いとは思いますが、ビジネスの視点から見ると、
「サービスを成長させるヒント」
が所々にちりばめられているのでやっぱり結構面白いです。


ぜひご覧になってください。
ただし、あまりビジネス的に考えると拍子抜けしますので、純粋に映画を楽しんだ方がいいと思います。


ここで、せっかくこれから見る人に知っておいた方がよいまめ知識を。
話の中で中心となるマーク・ザッカーバーグとショーン・パーカーです。

マーク・ザッカーバーグは映画の中では相当早口で、人の話を聞かず、KYな印象をあたえるギークさが強調されています。
実際しゃべっている姿はこんな感じ。
早口ではあるけど、幸い映画ほど変な感じはないです。彼ものちのちCEOになるために、リーダーシップの勉強をしたらしいのですが、その中でしゃべり方も強制したりしたのでしょうかね。



ショーン・パーカーは音楽業界をかえた、AppleのiTunesのもともとのアイデアになったナップスターというサービスを作った共同創始者。


http://ja.wikipedia.org/wiki/Napster
このサービスも、アメリカの学生の中ではかなり有名なはず。

作ったのも大学生です。

ナップスターはこのtime誌の表紙になっているショーン・ファニングという人が中心になった会社(サービス)でおそらく表向きには彼の方が有名。
http://en.wikipedia.org/wiki/Shawn_Fanning

ショーンパーカーはその共同創始者でこちらの人。
http://en.wikipedia.org/wiki/Sean_Parker




オトコマエでプレイボーイっぽく、facebookの初代社長です。
このひとの能力も相当高かったぽいですね。

ちなみに、
元になった訴訟事件




僕は同時にこちらの本も読んでいたので、参考になりました。

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