Tuesday, January 11, 2011

FoodSpottigは順調に成長しているようだ。

Foodspptingは以前から注目しているサービス。
http://www.foodspotting.com/#/sort/best/

個人的には次の「食べログ」になるのではないかと思っている。

今回は3億円の調達に成功したもよう。

簡単にサイトを説明すると、
「今食べてるよ〜」を写真と、レビューと一緒に投稿するサイトだ。







僕はもう少しすると
旧来の「口コミ」情報が流行を終えて、
これからは確実にアクティビティの時代になると思っている。

ここでいう、口コミとは、
「ここの料理が美味しい」というようないわゆる口コミだ。
このような情報はそれなりに価値があると思うし、
これからはGPSとくっつけて、この場所のここが美味しいということを
伝えるようになるだろう。

アクティビティというのはそもそも概念が異なる。
「ここで今この料理を食べている」という現在進行形の情報。

口コミとアクティビティは時間の概念が全く異なる。
前者は時間に対して無関係、後者はまさに時間と密接に関係している。


まだうまく説明できないが、、、

下の情報はどちらが有用か?
(1)ここの料理がおいしい
(2)今食べているこれは変な味がする
おそらく、(1)の方が有用な情報だと多くの人は答えるだろう。

では、どちらの情報が多くの人の購買行動に影響を与えるか?
といった時にはおそらく微妙になってくるだろう。

なぜかということを考えると、いくつかの事が考えられる。
・(2)の方が「生きた情報」だと感じやすい
・(2)の方がfacebookに流れやすい(つまり人に触れる時間が多い)
・そもそも本当に「味」は万人にとって同じなのか?美味しいと感じる人もいれば、美味しくないと感じる人もいる。購買行動はもっと他のことで規定されている可能性がある。
例えば、「たまたまFacebookで友だちが「その瞬間」食べていたから欲しくなった」
とかはよくある事である。
・どのレストランも改善を続けると、どこも「味」に関しては標準的なレベルを超えてくる。それ以上の違いが分かる人は、本当に一握りになり、意味がなくなる。


「他の人が食べているから」
というのは人間の行動を決めてしまうとても強いインセンティブになる事は昔から知られている。社会的証明とか言われる。

・社会的証明
人がある状況で、何を信じるべきか、どのように振舞うべきかを決めるために使う重要な手段の1つは、他の人々がそこで何を信じているか、何をしているかである。不確かさ(自分が確信を持てないとき、状況が曖昧なとき)、類似性(類似した他者の行動が人々の行動に強い影響力を持つ。)の2つの場合に、強い影響力を持つ。


何か難しい話になりましたが、
FoodSpotting、僕はすごく好きです。

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